参加者(敬称略):武石、小野田、酒井、原田、幕内、林、三浦、柳本、堀江(記録)
事務局:清野、幸田、大野
開催日時:2023年5月14日(日)17:00~18:30
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早急課題
1.光源寺での作業について
a. ネズミ対策
・ お寺には食品は置いていないものの、ネズミが触れることは衛生的に問題があるため、現在使用していないプラスチックボックス3個を応急手当として使う。
・ 今後、ボックスを10〜15個購入することとする(ただし在庫切れが続いている)。
2.公園での活動について
a. 折り畳み机の購入
・ ストッパー(金具)が歪んでいて、組み立てても倒れそうな机がある。次回5/27の炊き出しで壊れている机を特定する。壊れたストッパーを工具等で直せる可能性もあり、確認する。 直せない場合は、新しい折り畳み机を補充する。
b. テント用重り
・5/13土の炊き出しで水を入れて試した結果、特に問題はなかったことから、4つ追加購入する。耐久性に問題がないかは引き続き確認する。ねじ式のふたについているシリコンのパッキンを紛失する可能性が高く、そうならないように注意が必要。
・公園の男子トイレの蛇口にホースが取り付けられなかったため、女性ボランティアが女性トイレの水道の蛇口から水を汲む必要がある。
・林さんが次回公園の管理人に相談してみる。
c. アンケートの実施-時間を早めるか、ぶっかけ飯に戻すか
①冬に向けて炊き出しの開始時間を1時間早めるべきかを聞く。
②ぶっかけ飯に戻すことがよいかどうかを聞く。
・目的は単にY/Nで回答を集めるのではなく、
①どんな人が並んでいるか(属性)②どんなニーズがあるか、を探ること。
・アンケートを取るのは50名など目標人数を決めて、利用者の方と交流ができるとよいと思う。
・時間を早めるのかどうかは、ボランティアの確保ができるかや利用者にとってよいことなのかという観点で今後検討する。実際にできるかどうかはつるやさんとボランティア次第になると思う。
・ 参考:ワクチンアンケートは2月と7月の2回に約350名に実施した。ヒアリング形式。A4 1枚程度であった。
d. マスク着用の緩和
・ 新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したものの、利用者には、基礎疾患がある方、高齢や免疫が十分ではない方も多い。今後も炊き出しでマスク着用を義務付けるかどうかを検討した。
・ 利用者:マスク着用への協力を依頼する。ただしお願いベースであり強制はせず、着用していないからといって炊き出しに並べないとまではしない。マスク着用に関して利用者間のトラブルがあれば、整理誘導担当からはそのように伝える。
・ 6月の衣類配布・炊き出しから新しい運用に変更することとし、チラシも5月27日炊き出し配布分から変更する。
・ マスクをしていない人がいるなら並びたくないといった利用者については、炊き出しの並べない人コーナーにご案内する。
・ ボランティア: 6月以降もボランティアはマスクを着用する。利用者にマスク着用をお願いするのに、ボランティア側が着用しないわけにはいかない。
定期課題
a. 前回の炊き出し・衣類配布の振り返り(5月衣類配布)
衣類 5月6日
・ 「持ってけ泥棒コーナー」(季節外れのものや不人気な衣類を制限なしで持って行ってもらう)を初めてやってみた。好評で全て配布した。6月分も準備済み。
・ 課題①:服を決められた数よりも多く持っていく人がいる。それを防ぐために衣類配布用に専用の袋を渡すという意見と、利用者自身が袋を持参しているならそれを使うのがよいという意見がある。6月の衣類配布後に再検討する。多く持っていく方は特定の方であり、注意して見ていく。
・ 課題②:女性は女性モノ+男性モノの両方を1回に持っていける運用で行っているが、それでは不公平感がある。対応策として、「カバン・靴」「女性モノ」を同じ左列にしてみる。6月の衣類配布で酒井さん中心に試してみることとした。
・ 課題③:2周目にどちらの列に並ぶかを利用者の方々が判断しやすくするために、2列に分かれる前に靴などの在庫の状況をお知らせするのがよい。靴のサイズの状況を整理誘導担当者に無線で流してみるのはどうか。説明する看板は、段ボールではなくホワイトボードなどを用意する。
・ 課題④:靴・かばん列と衣類列の2列を作っているけれど、靴とカバンが圧倒的に人気であり、それがなくなったら衣類に並ぶので2列作っていても実質的に1列になって全員が2周するころには時間切れになる。できれば3周まわってほしい。対応策として、公園を広く使って1列で配布にすることも検討してみる。
b. ハラスメント・暴力行為の現状確認と対策
・ 直近では特になし。
・並んでいる方同士のトラブルがボランティアの集合時刻15:30前に起きている。スタッフ集合時刻より前に起きたことは、TENOHASIは関知しないこととしている。さらに公園に必要以上に早く到着しないことも、ボランティアメンバーに周知徹底する。
c. 宗教勧誘・手配師行為への対応、現状確認
・ 先月の会議後に入口付近を整理誘導でパトロールをしており、ここ2回は新たな苦情は受けていない。
継続課題
a. 運営メンバー内でのTENOHASI職員とボランティアと役割分担
・ 事前に職員内で検討した提案をベースに意見を出し合った。
✔ コロナ禍になってから、炊き出しは大塚さんを中心とするボランティアが担当して、シェルター運営・寄付金対応・生活相談を職員が担当していた。昨年、大塚さんが運営から離れて大塚さんのされていた炊き出しの業務を職員が引き取ったという経緯がある。
✔ ボランティアとして活動への協力を惜しむことはなく、運営会議の議事録など単発で行うのはよいが、ボランティアスタッフには本職があったり他のボランティア活動なども参加している状況がある。議事録や会議のファシリテーターも職員が基本的にやっていただき、不得意なことや時間がないという部分はボランティアで分担も可能と思う。
✔ ボランティアの配置決めや運営会議の議事録など責任が求められる業務や炊き出し活動のベースとなる部分は職員にお願いしたい。大塚さんはボランティアなのに業務量は非常に多かった。コロナ禍前の炊き出しのようなゆるい運営であれば、ボランティアでも可能だと思うが。大塚さんが担っていたようなことを求めるのは無理。職員の負担が大きすぎるならもう1名職員が必要ではないかと思うが、むしろあまり細かく多くのことをやりすぎないことも必要だと思う。
✔ コロナ禍前と比べてお弁当を配る数が多くなり、システマチックにならざるを得ないのが現状。どこまで配布人数を増やすのかというTENOHASIとして対応可能な上限を決めてもよいのではないか。TENOHASIとしてメインの業務ではないなら、活動を広げすぎなくてもよいのではないかと思う。
✔ 並ぶ方の人数についてはこちらでコントロールできないもので、減るのを待っている。600名がマックスとしてもよいとは思う。550名前後で推移しているので今のところは対応できると思う。職員はお金のからむ物品の発注・ボランティア募集・シフト決め・アクションログのチェック・運営会議の議題整理。運営会議の議事録は職員である必要はなく当番制にしてもよいと思う。
✔ 新宿ごはんプラスは毎週開催していて700名くらい。グルメ券の配布がある日は200名は増える。
b. 光源寺倉庫と炊き出しの今後
清野さんから、光源寺さんと話した結果が共有された。
・ 現在使わせてもらっている光源寺倉庫(コロナ前は炊き出しの調理場。いまは衣類の保管場所)いずれは解体する予定。1年~数年先の話である。
今後、ぶっかけ飯を再開しようとしたとしても、光源寺での調理はできない。
・ アンケートともからむが、コロナ禍前と並ぶ方々の背景が変わって、ホームレス状態の方中心の時代から家があっても生活に困る人が多く並ぶことになり、炊き出しに求められているのは「お弁当の配布」を続けることではないかと思う。
c. ほっと友の会(お茶会)復活
コロナでずっと中止している。他のメンバーはまだまだ再開できる状況ではないという 反応。
d. その他、以下の項目は時間切れとなり、協議していないもの。
・ 利用者からの需要が高い物資についての企業からの協力
・ 広報担当の設定
・ 初参加者の炊き出し以外のルート
・ 国際化への対応、多言語での注意事項、トラブル回避
・ 入口看板の経年劣化対策
・並ぶ人がソーシャルディスタンスを取るためのビニテ付き虎ロープ設置の廃止
以上
