参加者(敬称略):小野田、酒井、武石、幕内、柳本、堀江(記録)、幸田、清野、大野
オンライン:三浦、林
開催日時:2023年10月1日(日)17:00~19:00
9月の炊き出し振り返り
以下のようなトラブルが共有され、一部について対応方法を協議した。
- 4週目の炊き出しで大塚モスク参加したため荷物を詰め替えるためのテーブルが確保できず、出口付近でバックヤードのデスクを使って荷物を詰め替える方がいた。
- 利用者同士の三角関係によるトラブルあり。
- 水分が多いおかず(焼肉)がお弁当容器の片側に寄ってしまったことで苦情があった。配布の流れがとまってしまった。ご本人が弁当を斜めにしてしまった可能性もあるが、ボランティアに対して運搬時や作業時に気を付けるように注意は継続する。
- 18時以降に並んだ方には配布しないという取り決めへの苦情(男性)があった。
- 整理誘導ボランティアに対して、回答が曖昧だったとの苦情(女性)。過度な要求をする場合は、今後お弁当を配布できないことを説明した。
- 鍼灸マッサージ、法律相談の利用者がお弁当をもらえないという事例があった。
- 鍼灸マッサージ:17時半には撤収するため、お弁当の確保は通常は不要となっていたが、マッサージの方が熱心で18時になっても施術されていたため。清野から連絡したところ。今後は「針灸マッサージのコーナーでは弁当の確保はしない」とはっきり伝えると責任者の石崎さんから回答があった。
- 法律相談:生活相談で法律相談利用者のお弁当確保をフォローする。並べない人コーナーにいた方が法律相談の番になり、整理券を返した結果、法律相談で確保していないためもらえないというケースがあった。
- 生活相談・医療相談:10月からはお弁当希望者に整理券を配布する。
10月からの炊き出しでの18時打ち切り方法
- 18時での打ち切り方法に合わせて、整理誘導のマニュアルを更新する。整理誘導班は開始前の打ち合わせでも担当ボランティアに説明する。
~打ち切りの案内方法~
- お弁当配布の受付(列に並ぶこと)が終了した旨を示す看板を、18時に設置する。設置場所は4箇所:列の最後尾、公園の2箇所の入り口(横断歩道側、交番側)、配布場所。公園の横断歩道側入口には、整理誘導の経験者を配置し、公園に入ってくる方に口頭でもアナウンスする(お弁当の受付は終わりだが生活相談や医療相談はまだ受付ていることも伝える)。最後尾は移動するため、折り畳みの看板ではなく既存の看板に貼り付ける(かぶせる)。
- 1周で終了と判断したものの(2周目有無の判断は17:45頃)ある程度のお弁当が余っていた場合であっても、18時過ぎに公園に来た方には配布しない。
- お弁当が大量に残って2周目を出した場合は、遅れてきた人が並ぶことも可とする。ただし優先対応はせずに来た順に並んでいただく。
- お弁当ではなくグルメ券を渡す旨は、配布直前(配布の流れをいったん止めた時点)とする。⇒マニュアルにも反映する。
- 今後、お弁当は少なめに頼む方向。18時打ち切りについて利用者のなかでの賛成意見(ずるする人がいて嫌だなど)は多く、理解はされている様子。
炊き出しボランティア不足の対応策
- 初回参加者の上限を増やし、分母を増やすこととする。現状では8人+お友達枠2人で合計10名であるが、炊き出し会場での新人受け入れの最大数13人までと変更する。団体からの参加者は2週間前には決定する。ボランティアが多いときは、ちらし配りなどを行うことで分散する。
- HP上のアナウンスは「最大8名」を「8名」とする(三浦さんが対応済み)。8名に達したら締め切った切った旨を記載するが、同時期に応募した場合は13名まで受け入れる。
- 新規ボランティアを増やすために、ボランティアが足りないことを引き続きSNSでアピールする。お友達枠を積極的に活用するようにボランティアに案内する。
- 経験者の継続参加を増やすために、オープンチャットへの参加時に「継続的に参加する」というチェックをもうけている。作業と作業の合間に初参加者と経験者が話すことを心掛ける。初回は、お寺でレクチャーをした後に作業をすると理解度が高くかつ良い雰囲気。
ドライバー不足の対応策
- ボランティアのオープンチャットでドライバーを募集していることを投げかける。ドライバーのマニュアルをドライバー以外も見られるようにする。
- 並行してドライバー募集の告知を、SNS上にも掲載する(幸田さん担当)。トラック(2t)のドライバーも2回目以降はボランティアとしてあることを、HP上に追記する(三浦さんが対応済み)。
秋冬衣類の募集
- 10月から募集を開始するため、HP上で案内する。再度清野さんから運営Line
- に文案を提示する。衣類の集まりが少なければ必要に応じてアクションする。
お寺での衣類整理作業のリソース不足対応策
- 初回参加者へのレクチャーに続いて整理作業という順番を継続する。
- 経験者から衣類整理への参加者を増やすために、早抜けは問題ない旨をオープンチャット上でアナウンスする。早抜けの場合は、何時まで作業するかを当日自己申告すればok。
- 炊き出し当日も、衣類整理を募集していることをアナウンスする。
企業からの物資提供などのサポートを得る方法
- 幸田さん、林さん、清野さんより共有された。
- 説明会に参加した。サービスグラント(プロボノ)は単発のスタンスであり、炊き出しには直接活用は難しい。ただし会報誌ではない団体のパンフレットをサービスグラントで作ることは可能と思われる。助成金を請求できるような組織体制をととのえるためのサポートをするグラントもある。
- 企業の物資提供は特に進展なし。TENOHASIの20周年記念のイベントがあり、サンシャインの親会社が三菱地所であるためサポートが得られないか考えたい。(幸田さん)
- 20周年に併せてHPリニューアル検討中。サポートした企業のバナーを載せることも考えている。(幸田さん)
- フードパントリー関係のサポートを豊島区が強化する動きあり。12月で期限切れのレトルト米を手に入れた。
- ボランティアが自身の所属組織に、TENOHASIを説明できるような資料をつくることも考える。
- keen以外からも靴やカバンの寄付がきている。
次回炊き出しのお弁当の数
- 前回560人だったが年金が支給されたタイミングから「500個」とする
- 材料費高騰の影響で、来年からお弁当のパッケージを変えおかずの一部を減らす。
2回目の利用者アンケート
- TENOHASIのテレビへの露出は、2020年20回、2021年30回、2022年6回、2023年2回(うち1回は物価高絡み)と減少傾向。
- 何を聞きたいのかを明確にする、利用者のニーズ、利用者がどんな方々なのかを知りたい、どこまで突っ込んで聞けるかは課題。大学生などのリソースが集まるときにやる、又はボランティアをそのために集めて行う。
- 10月は18時打ち切り問題があるので難しい。次回の運営会議までに各自が聞きたいことを考えておく。
- ワクチンアンケートにはメディアが参加した。既知の記者にアンケートを行うため協力を呼び掛けることは有効。
- ネットを使ったアンケートは注意が必要である。アンケート内容や実施方法をハウジングファーストプロジェクトの研究班にも相談してみる。
- TENOHASIの20周年記念イベント
- IKE Bizの多目的ホールにて2024年1月20日(土)に開催。18時半開場、19時開始予定。
以上
